インド研修の時の話〜成田での悲劇?〜
昨年Mさんと共に参加したインド研修。
Mさんは目が見えません。
私はサポート役でインドへ向かいます。Mさんとは成田で待ち合わせてヨーガの聖地リシケーシへ着くまでは2人旅です。
この話しをいただいたのは、およそ一年前。話しをもらった時、特に何の迷いもなかった。。今思い返すと、いつか一緒に行く日が来ると思っていたような気がします。
私とMさんは成田で落ち合い、私は現地へのお土産(インド人には主にチョコレート)を成田で調達しました。空港で買ったお土産は、スーツケースに入れてから、チェックインカウンターで預けようと思いました。
いくつかのお土産を買ったり、用を済ませたりして、椅子で待っていてもらったMさんのところへ行って、スーツケースに、いざそのお土産をいれようと私のスーツケースの鍵を開けようとしたら、
?????????
開かない!???
そんな筈はない、さっき出がけに私はこの鍵で締めたんだから!と思い何度もチャレンジするけれど、一向に開かない。。
JALのカウンターの近くに立っていたグランドスタッフのお姉さんに聞くと、
お姉さん「確かに変ですね、、鍵がちがうんじゃないですか?」
私「でも、これで締めたんです。家を出るとき、さっき。」
お姉さん「この鍵は割とよく見かける一般的な鍵なので、向こうの方に鍵屋さんがあるので、そこで聞いてみてください。」
急いでその鍵屋さんを探しながら、スーツケースを全速力で押しながら走ると、その場所はJALのカウンターからだいぶ遠いところにありました。
心のなかでは、
『わぁーーーー。時間もないし、、鍵はなぜか開かない、、なんてこったー。そういえば、今朝この鍵を閉めるとき、なんか感触が変だったな。。。(今さら)
そういえば、鍵を閉めたのは今朝が初めてだった、今回の旅の準備のなかでは一度も鍵のチェックをしなかったな…まさか鍵が違うのかな?…そんなはずはないよね、、だって、この鍵で閉まったんだから鍵が違ってたら、閉まらないはずだよね????』
なんてことが頭の中をよぎりながら、鍵を、みてもらったら、
おじさん「あーーこれ、鍵違うので締めてるねー。。」
私「えっ、だって、締められたんですよ?!違うのに、締められるんですか?」
おじさん「そうなんだよねー。鍵が違っていても意外と締められちゃうんだよねーー。」
私「えっーーーー!!!!!」
おじさん「どうしますか?開けます?3,500円かかりますけど。。鍵を作ることはできないので開けたままで行くことになっちゃいますけど…」
開けたままは心配だけど、インドに行って開けられなかったら、もっと、大変。迷わず、開けてください!と頼み開けてもらい鍵をかけずに出発しました。
でも、JALの直行便だしきっと大丈夫。
荷物をぐるぐる巻きにラッピングする時間もなかったので、JALのカウンターで、透明のガムテープで一応保護してもらい、やっとチェックインしました。。。
JALでよかった。。直行便でよかった。。
はぁ、まだ出国していないのに、疲れた。。。
時間ギリギリ、バタバタで飛行機に乗り込みました。。
つづく…
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