Varnam Yoga
- ヴァルナンヨガ -

2023年7月川崎市柿生教室スタート!
国立・国分寺・聖蹟桜ヶ丘・八王子・川崎市柿生を中心としたヨガ教室です。
「陰ヨガ」と「インドヨガ(ハタヨガ)」のクラスを開催中

『ある(有る)』方と、、『ない(無い)』方と・・・。

   

私が担当させて頂いているヨガのティーチャートレーニングコースも中盤を過ぎ、みなさん学びが深まるに従ってだんだん面白くなってくるようで、、、

『学ぶことが楽しくなってきました♫ー』

と言ってくれたりして、、

教えている私も本当に楽しいです!
でもやっばり大変な事もあって、、、。
時折、
『あーー、せんせぇー、、私なんか全然上手くできていないーー』
『私、これムリですーーー。。』
なんて発言の生徒さんも中にはいるのだけど、、、。
教える立場の私から見ると、、

『全然できてない、、、無理だねーー。。。』
なんて事はなくて、、、
とても綺麗にとれる得意なポーズがあったり、他の人にはない、よく通る良い声をしていたり、、、目立つオーラがあったり、、いいところがたくさんあって、持っているもの、出来ている事はたくさんあるのです。

でも本人は、、、できている、あるいは出来るようになったこと、よりも、人と比べて出来ないことの方ばかり目がいって、出来ないことに劣等感を感じ、自分に欠けていることばかりを探し過ぎて、、私なんか、、誰々さんより下手だし、できていない、と思いはじめて落ち込むのです。。  
要するに、

『あるもの』の方に意識を向けるのではなく、『ないもの』の方にばかり意識むけて、視野を自分で狭くしている感じです。。
もちろん、
自分に足りない部分に気づいていくことも、向上心として自分を高みに導くために必要です。
でも、それが過ぎるのも良くない。。
他人と比べて、自分にないものばかりを数えはじめるのですよね。。
これが出来ない、、

これしか出来ない、、

これも足りない、あれも足りない、

これしか持っていない。。

大事なのは、、
人と比べて、ないものばかりを数えはじめてどれだけ足りないかに嘆くんじゃなくて、
自分がいかに『ある』存在で、手にしているもの、そして、足りていることに気づくことなんじゃないかなって。。
そして、その『ある』ことをきちんと見極めて、それを大事にする事。

その『ある』ことに対してどうしたら本来持っている力を発揮させたり、活かす事ができるのか?に意識を向けることじゃないかなと。。
私は、
素晴らしい師と出会い、ヨガを知り、、ヨガを通して色んな事を学び、
少しずつ気づいた気がします。
というか
『腑におちていった、、』

気がします。
人生の節目の年を迎えて、
私は、ない方よりもある方を見ながら、次のステップを歩いて行きたいなーと思います。

そんな事を思いながら、渋谷の帰宅ラッシュの人ごみの中を大荷物で歩いていると、自分が向かおうとしている道に人がいっぱいで、前にすんなり進めない。歩けなくてぶつかりそうで人を避けようと体が縮こまってイラっとしそうになった時に気づく。。

人がいっぱいで前にすんなり歩いていけない、『ない空間』に意識を向けるんじゃなくて、『ある空間』に意識を向けるんだ、と。 

スペースがある方を見ようと。。
人にぶつからないようにしようと強張るんじゃなくて、空いている空間に意識むけて、全体を俯瞰してみたら、

自分が進む道(空間)が見えてきた。。

やっぱり、、!。。

ない方ばかりを見ることは、

アンハッピーを生むようなきがする。。。

また『腑に落ちた。。。』

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